【ネットネット株】日本株式から割安株を探してみた(2017年5月時点)

シェアする

スポンサーリンク
【ネットネット株】日本株式から割安株を探してみた(2017年5月時点)

【ネットネット株】日本株式から割安株を探してみた(2017年5月時点)

ネットネット株とは、簡単に言えば企業価値よりも現在の株価が安いか高いかを知る指標のひとつです。

ネットネット株の投資法に独自手法を加えて40万と少ない資本金から3億前後まで資産を増やした「かぶ1000」さんに興味を持ちました。

しかし、四季報の雑誌などから「ネットネット株」を自分で算出するのは、大変手間だったりします。
ここでは「ネットネット株指数」を用いて簡単に「ネットネット株」に該当する株式銘柄を探していきたいと思います。

ネット・ネット・バリュー(NNV)の考え方の例

ネットネット株の計算の一例として

NNVの算出にあたっては、現預金と短期保有の有価証券は決算資料で公表されている価格をそのまま使い、売掛金と受取手形は公表数値から85%に割り引いた価格を使うことが多いです。また、在庫は50%、土地や建物などの固定資産は45%と、経験則から換金性を基準に割り引いた価格を使うことが多いです。そして、以上を合計して算出した現実的な資産価値から負債を差し引いた解散価値を、さらに厳しく見積もるため、これを3分の2で評価することもあります。

ネット・ネット・バリュー(NNV)より

ベンジャミン・グレアムは「バリュー投資の父」「ウォール・ストリートの最長老」といった愛称で今でもよく引用され、投資家の賢人:ウォーレン・バフェットの育ての親としても有名な人です。

グレアム氏が提唱する「ネットネット株」とは、現金などの流動資産から負債総額を引いた額の3分の2が時価総額よりも多く、株価が割安と判断される銘柄を指します。

ネットネット株=(流動資産-総負債)×66.7%>時価総額

これが意味する事は、企業が所有する資産に対して株価が大きく下回っていることを指しており、下落リスクが低く株価の安全域が大きい銘柄であると言えます。

このグレアムが提唱するネットネット株に対して、日本の個人投資家「かぶ1000」さんは「正味流動資産に在庫評価額を入れず、有価証券を含んだ額から貸倒引当金や負債合計を引いた額が、時価総額よりも多ければ割安とみなす」という応用を加えています。

ネットネット株|日本株式で割安株を探した結果(2016年10月)

かぶ1000さんの「ネットネット株」指数をスコア化して割安株をスクリーニングする

日本株式銘柄は総数で3000以上存在し、ひとつひとつ四季報などの雑誌で探していては時間が足りません。
もちろん、SBI証券や楽天証券などの証券会社でもスクリーニグするツールは存在します。
しかしPBR,PERや配当利回り、コンセンサスレーティングなどの簡単な設定で「ネットネット株」を算出できるのは現状なさそうです。

かぶ1000さんが「ネットネット株」の計算方法を公開されていたので、自動で算出したなかからいくつか紹介します。

コンセンサスレーティングとは

ブローカーアナリストによる5段階投資診断(5.強気、4.やや強気、3.中立、2.やや弱気、1.弱気)の平均スコア。
ネットネット株|日本株式で割安株を探した結果(2016年10月)

ネットネット株スクリーニング結果

ネットネット株の探し方例として東証1部から3つ取り上げてみます。

東証一部

富士興産 ソーダニッカ 日本ヒューム
決算短信の財務諸表の賃借対照表から正味流動資産の計算に必要な項目を抽出
現金及び預金 3,859 8,113 7,069
受取手形及び売掛金 7,245 34,016 12,167
有価証券 0 0 0
投資有価証券 0 10,448 126,55
流動資産の貸倒引当金 3 25 13
固定資産の貸倒引当金 0 40 253
負債合計 8,395 36,252 14,768
時価総額が正味流動資産よりも少なければ割安
正味流動資産 2,706 16,260 16,856
時価総額 4,302 13,037 20,250
ネットネット株指数 0.63 1.25 0.83

(単位:百万円)

以上のネットネット株スコア関連の情報は私はひとつも計算せずに紹介しました。
なぜそれができるかというと・・・
割安株検索の各銘柄のページやネットネット株指数ランキングを参考にしているからです。

error: